たしか1/14に思ったこと

引き続き野菜を切って、鍋をつくっていた。

 

包丁のことについて何か言うことあったかな、と思ったら、遠藤賢司の「満足できるかな」と矢野顕子の「クリームシチュー」が浮かんだけど、素直に浮かんだというよりは、持ちネタ(持ちネタというほどでもないけれど)引き出しを引っ張ってきているといった、いかにもな感じがして、あげるのをやめようと思った。

 

そういえば、この前、ヘレン・ケラーのことについて話したけれど、あの書きぶり、意識が、下に下に向かうというよりも、あの垂直線が書かれることで、見えざる地平に垂直線を植えていく感じがした。それをやっていくなかで、ヘレン・ケラーの地平がどんどんと浮き出て見えてくる、世界にある、その人の地平を、紙の上に作っていく、ならしていくような、そんな感じ?

だから、彼女の筆跡にはひとつの秩序があるような気がする。むかしは混沌としていたものが好きだったけど、最近は、その人のその人性が浮き出てくる秩序が見えてくると、そっちにも惹かれてくるようになった。もちろん、頭でつくろうとしていた混沌ではない、その人がつかみとることのできた混沌のひろがりみたいなもんには、いまだに惹かれるけれど。

 

最近、2時間寝たら目が覚める。しかも目が冴えた状態で。なぜ?