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こうして日記を書いていると、日記の中に、ふだん自分がおぼろげに、けど、たしかな感触をもった自身の「世界の見方」(世界というのは、大それているかもしれないけど、でも、そう呼びたい)を、記していく感じになるし、なってしまう。

 

その「世界の見方」は、根拠があるとはいえないし、べつに説得したいものでもない。

しかし、できるだけ正確にとらえてみたい思いが強いことはたしかだし、もしできることならそれをだれかと共有できたりするのなら、なおのことうれしい。そうしていくなかで、自身の見方が、共有されるところのなかで、シンプルに、くっきりと見えてくる感じがする。

 

この「世界の見方」について、ずっと惹かれているということは、自分について関心をもっていると言いかえることもできるかもしれない。

けれど、自分というよりかは、自身を通じて見えてくる外側、世界、と言いたくなる気持ちもたしかにある。

しかも、これはやっぱり、別段だれも必要としてはいない、ひょっとすると、自分しか関心を持っていないのかもしれないとも思う。けれどそれをひたすらに追い求めることのできる瞬間が続いていることは、きっと、ハッピーなことなんだと感じたりもする。自分だけのところがこの世界にあること?

 

言いたいことが飛躍し、飛び散らかっていく。

これをうまく整えていくことも、できるようになれたら、いい。